bon8’s blog

三姉妹母の日々を記録します。

バージョンアップが激しい世界はもう嫌

今週のお題「復活してほしいもの」

当たり前に土を耕して、育てた野菜を食べてた頃は、買い物に行かなきゃなんて焦らずに済んだ。甘い物も果物を採って食べてた。


スマホ持っていると、あれやれこれやれと煩わしい。インフラレベルで普及させた癖に、頻繁な使い手側へのスキルアップを求めてくるのヤメロ。

勝手に便利になったから覚えろなんて、迷惑。


これは、出来ない人は受け取れないサービスを、一応皆にチャンスありますよって体で言い訳している詐欺だと思う。

現金でしかやり取りしない高齢者はポイント集めなんてやらない。誰も教えない。分からないものは出来ないし、聞かない。キッズケータイの子達はポイント付けるとか制限されてる。


私は、そういう世界が寂しい。

優しい世界ではないよね?

そう思うでしょう?


アナログも生かす、活かす、そういう選択肢を残さないのは多様性とは逆行してないの?

田畑を耕す生活も捨てず、サラリーマンをし、余暇迄もバージョンアップを強いられて、私達はいつ休めばいいの?いつ身近な人と遊べばいいの?Messageがありますとか、そんなのは結局生のコミュニケーションではないから、余計に会いたくならないの?画面で済んじゃう事って大事なの?

近くにいる顔馴染みは、スマホの中の友達とは違う。日々すれ違ったら、顔見て、挨拶して、笑い合って、たまに嫌な気持ちも、画面消すとか既読スルーとかない。ずっと積み重ねる。

そういうの私の幸せには大切な事だったんだよ。


だから、不死鳥の様に復活させたいのは、便利押し付けられて潰された余白。脇目も振らずにスマホを凝視して知った人としか笑い合おうとしない、他者を排除する世界に、余白が戻って欲しいと思う。


余白に生きる私は寂しいと思うんだ。