bon8’s blog

三姉妹母の日々を記録します。

かつてデスク周りには、飴ちゃん常備してた話

今週のお題「デスクまわり」

これ↑

私は飴が好きじゃない。でも、絶対持ってた。不特定多数のイライラさん達に、飴あげてたから。文句は口を埋めて封殺、飴あげると大体ニコニコとなる。特に、男の人の方が嬉しそうにしてたのは印象的だった。自分が買って持ってるのはなんか変だし、選ぼうと思わないって言ってたかな。色々な味のフルーツの飴を選ぶ時に悩んでニコニコする。

飴ちょうだいって、やってきて、はいどーぞと選ばせて、日々そうやっていくうちに気付いたのは、たった一つの飴で人が幸せだと思うのだっていう簡単なこと。衝撃的だった。

幸せって、割りと簡単なんだ。
それに気付いた。

お腹空いちゃった(本能の危機)。飴ちょうだい(安心)。レモンか林檎で悩むんだよなー(選択の自由を楽しむ)

ポイントは、誰かがくれることかなと思う。自分で買って食べるのはそんなに幸せではないみたいだった。

誰かに優しくされたい、
絶対に求めた時は許容してほしい、

満たされたのはそんな気持ちもあったろうと思う。

ある日、シングルマザーが、

八だけは私に何か食べさせてくれるんだよねー

、、と言っていた。お母さんだから、はいどーぞって無いんだと思うとちょっと悲しかった。

誰かのラッキーになる飴は、私にとっては実験だった。どうしたら文句を消せるかって実験だった。

誰かがどうなるか?
私はどういう気持ちになるのか?

たった一つの飴実験。仕事中に同じ様なタイミングで、色んな人に行なった。

私は、文句を封殺したいのではなくて、人が幸せになるのが好きなんだとわかった。ここから、やっと人生で自分を大事にする事が出来るようになった。

私の周りに、今は飴はないけども、飴の効果を知っている自分を使って、他者と良い関係を続けている。